東埼玉新聞社
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2015.11.12(木)
越谷市~ノーベル賞の梶田さん、名誉市民へ
受賞を知らせる「広報こしがや」を手に、梶田さん(左)と高橋市長(右)
越谷市は、ノーベル物理学賞の受賞が決まった梶田隆章さん(56)の偉業を称え、「郷土の誇りで、深く尊敬するに値する」として同市の名誉市民に推薦する。12月定例市議会で、名誉市民に推薦する議案を提出する。梶田さんは川越市の出身だが、10年以上越谷市に住所がある。
10月30日、高橋努市長は千葉県柏市の東大柏キャンパスにある東京大学宇宙線研究所を訪れ、梶田さんに「この度の受賞は埼玉県でも初めて、もちろん越谷市でも初めて。これ以上名誉なことはありません」と偉業をたたえ、名誉市民への推薦を考えていることを伝えた。
梶田さんは「市民の皆様の支えをいただきながらやってきました。非常に名誉なことで、どうもありがとうございます」と快諾。若い人たちに対するメッセージ「自然を知りたいと思う心が研究のはじまりです」を高橋市長に託した。
【越谷市名誉市民の推薦】広く社会、政治、文化の興隆に功績のあった市民または市民であったもの、若しくは本市と特別の深い関係を持つものに対しその功績と栄誉を称え、越谷市名誉市民の称号を贈る。
これまで次の4人に名誉市民の称号を贈っている(敬称略、いずれも故人)。
・山崎清(1963年6月20日推挙)
西欧でも有名な学者であり、医学、人相学及 び随筆等数多くの著書を残している。
・池ノ谷与一郎(1969年9月18日推挙)
越谷町初代助役。地方自治発展のために多大の功績。
・大塚伴鹿(1975年3月20日推挙)
昭和26年越ケ谷町町長に就任し、初代市長を勤める。広く地方自治の発展に多大の功績。
・秋山長作(1982年3月23日推挙)
初代教育長。教育行政の進展向上のために多大な功績。
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