東埼玉新聞社
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創  刊:1990年1月20日
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トップニュース

2019.05.17(金)
市外業者に毎年一億円超~越谷市の土木工事
2019.05.15(水)
新県議の所属会派決まる
2019.04.24(木)
越谷サンシティ運営の第三セクター解散へ
2019.04.21(月)  越谷市議選の結果
現職26人が全員当選、維新初議席、共産1増
2019.04.15(月)
越谷市議選~32議席に40人が立候補
2019年4月9日(火)
埼玉県議選の結果
2019年3月29日(金)
埼玉県議選始まる 
投票は4月7日
2019.03.22(金)
草加市副市長に小谷明総合政策部長
2019年3月13日(水)
三郷市副市長に石出財務部長、冨田氏は再任
2019年2月20日(水)
吉川市長選・市議補選
中原恵人・妹尾百合子コンビが当選>中原恵人・妹尾百合子コンビが当選
2019.2.13(水)
吉川市長選・市議補選
新人・吉川市と現職・中原氏の一騎打ち

これまでの
主なニュース

2017.10.31(火)
越谷市長選~高橋氏が3選、自民系6連敗
投票率26.77%で過去最低を更新
2017.07.26(水)
三郷市議選~民進現職がまさかの落選
2017.07.18(火)
三郷市議選始まる~定数24に31人
2017.05.22(月)
小川利八草加市議~政務活動費を二重請求し詐取
2017.05.16(火)
松伏町長選~新人の鈴木勝氏が初当選
「町政刷新」訴え4期を目指した現職破る
2017.05.10(水)
松伏町長選~地元っ子同士の現新一騎打ち
2017.05.08(月)
小川・草加市議、町会連合会の説明要請を拒否
2017.04.01(土)
越谷市の副市長に青山雅彦氏
越谷・松伏水道企業団の企業長に野口晃利氏
東埼玉資源環境組合副管理者に瀧田賢氏

5市1町の人事異動は以下の通り(4月1日付)
2017.02.18(土) ≪復職した小川市議の議員資質を問う≫③
チャランポランな「住所」~法律違反と常識逸脱
2017.2.9(木)
≪復職した小川市議の議員資質を問う≫②
詐欺的な借金~担保は差押えの議員退職一時金
2017.2.7(火)
≪復職した小川市議の議員資質を問う≫①
青柳中CFC(元PTA)会計に疑惑
2017.01.06(金)
救急隊員への暴行事件で100条調査特別委を設置
吉川松伏消防組合議会
2016.12.19(月)
小川氏の議員失職、上田県知事が取り消す
「市外の証明ない」「市内の生活本拠否定できず
2016.8.22(月)
小川市議、「居住実態なし」で失職へ
草加市議会・資格審査特別委員会が決定
2016/8/22(月)
市税滞納・差押え~税で税を払う不合理

2016.7.25(月)
新庁舎建設工事で入札を公告~吉川市
2016.7.25(月)
吉川市~職員採用を59歳まで引き上げ
2016.6.30(木)
吉川市議会、6月定例会うっかり「流会」
~直後の臨時会も手続きミスで「なかったもの」とやり直し
2016.6.30(木)
三郷市が東京五輪のホストタウンに登録
2016.6.14(火)
小川利八議員の議員資格を審査
草加議会~住民票の職権消除で特別委員会を設置
2016.4.21(木)
松伏町議会~議長に佐藤永子氏、副は高橋氏を選出
2016.3.5(火)
松伏町町議会議員選挙の立候補者
2016.2.6(土)
吉川新議会~議長に公明・互氏、副は29歳の稲葉氏
2016.1.18(月)「差別的な雑草除去の通知」と八潮市を提訴
2015.12.2(水)こしがや産業フェスタに徳島から参加
2015.11.12(木)越谷市~ノーベル賞の梶田さん、名誉市民へ
2015年11月12日
島田副議長が路上駐車。“常習”?~越谷
2015年8月19日(水)
三郷市議会~議長に市川氏、副議長に鈴木氏
2015年6月17日
獨協医大・越谷病院が新病棟建設へ
2015年6月12日(金)
吉川・中原市政3カ月、静かに発信するも波乱含み
来週15日から市議会一般質問で本格論戦 !?
2015年6月11日(木)宇田川氏が自民へ、美田氏は「せんたく」~県議会
2015年6月8日(金) ~越谷市議会
議長に橋詰氏(公明)、副議長に島田氏(自民)
自民・公・民主3会派が中心に
2015年4月4日
埼玉県議選スタート
東南部の5選挙区は11議席に21人
2015年4月2日
越谷市が中核市に移行
2015年3月23日
三郷市、4月から副市長を2人制に
~国交省から派遣、流山新橋の整備促進はかる
2015年3月23日
八潮市の副市長に宇田川氏
2015年2月4日
越谷記者クラブが地域紙を“ドロボウ猫”扱い
「取材予定盗まれる」と入室禁止を通告
2015年1月5日
いちご狩りができる「越谷いちごタウン」オープン
2014/12/22
東部民友新聞主筆の泉澤さん死去
2014/12/9
越谷ナンバー9日間で約2500台
2014/12/9
ケータイ・スマホの利用ルール~三郷市 中学生と大人が議論して草案つくる
2014年10月31日
議長に浅井氏、副は佐々木氏~草加市議会
2014月10月28
日越谷市の中核市、政令が閣議決定される
選挙の公正さを損なう選管と報道~選挙
読売記者が議会で盗録~過去のニュース
三郷・木津市長連続無投票で3選~選挙
吉川・戸張市長が5選出馬表明~選挙


2020/11月 19日現在 80%



2019.05.17(金)
市外業者に毎年一億円超~越谷市の土木工事
 越谷市の土木工事の1億円以上を市外業者が毎年コンスタントに受注していることが本紙の調査で分かった。地場産業ともいわれる建設業の仕事が恒常的に市外流出していることは、“越谷ファースト”の観点から議論が必要ではないか。県の入札情報公開システムで2016~18年度の3年間を調べた。
 市外業者が受注した工事は道路舗装や街路築造などで、すべて指名競争入札で行われている。毎年14~16社が1件ずつ指名を受け、それぞれ落札・受注している(18年度は1社が2件受注)。落札額の合計は、16年度1億1176万円、17年度1億503万円、18年度1億1159万円に上る。同市の年間土木工事費は16年度約22億円、17年度約17億円、18年度約21億円で、市外業者が占める割合はおよそ5%前後。
 市外業者の指名について、同市の担当者は「市内業者の手持ち工事の状況をみて行っている」と説明している。市内業者の受注が飽和状態、つまり現場監督が目いっぱいで新規受注できないためだとしている。しかし、全く指名されない市内業者があり、市内に支店や営業所を持つ準市内と呼ばれる業者にも指名は入らない。
 指名競争入札では6社程度が指名される。今回調査した工事は市外業者が1社で、他は市内業者が占めている。この市内業者が新規受注できない状態で指名されたとすれば、指名競争が成り立たず指名そのものがおかしいことになりはしないか。また、ほとんどが工事費500万円未満のDランクの仕事だが、Aランクの市外業者3社が指名され落札している。3ランク上の業者が指名されることは珍しい。業種登録で舗装工事だけなのに土木一式に入る街路築造を指名・受注している。市外業者各社の受注額がほぼ同一水準で推移している点も不思議だ。工事金額に見合った案件を選んで指名しているように映る。
 市外業者が1件だけ指名され確実に落札する――この奇跡に近い状況が生まれる背景に、何らかの“約束事”や“忖度”はないのだろうか。強いて言えば市外業者に落札させるための“官製調整”はないのだろうか。
 18年度に1社が2件指名・受注している。今後、市外業者の指名が広がる可能性が危惧される。また、一般競争入札を1件採用したが、応札は受注した1社だけだった。過去10年間に市内で2000万円以上の工事実績のある県内企業との条件を付けたが、市内業者を含め対抗者ゼロになった事実を市側がどう受け止めるのか?
         ※      ※      ※
 越谷市の土木工事では、昔から市外業者への発注があった。それは市内業者の技術力・施工能力が十分でなかったためである。それでも1900年代は年間5、6社に過ぎなかった。急増したのは1997年に誕生した板川文夫市長時代。理由ははっきりしない。それが今も続いている。
 建設業は地域に根差しコミュニティをつくる一員としての役割を果たしていることから地場産業と言われる。とくに災害時は行政・市民と協力して企業の持つ特性を発揮する。一方、市の工事は最盛期の10%程度に激減し、市内の中堅業者の廃業が相次いでいる。
 越谷市民の税で賄われる工事を市内業者に発注することは、雇用の確保、地域経済の活性化になることは疑いがない。災害時はもちろん、ボランティアや市民活動で地域に貢献しているのが地元の企業。この点からも“越谷ファースト”が必要ではないか。仕事は取るが地域とかかわりのない市外業者を指名して受注機会を提供する大義はどこにあるのだろうか。市民が納得する理由を示して欲しいものだ。
  市による真剣な検討と改選された市議会での議論を期待したい。
越谷市発注土木工事における市外業者の受注状況
(※=一般競争入札、以外は指名競争入札)単位:千円
企 業 所在地 2016(平成28)年度 2017(平成29)年度 2018(平成30)年度
工事内容 落札額 工事内容 落札額 工事内容 落札額
A社本店 杉  戸 道路舗装 1,595 道路補修 1,665 道路舗装 1,560
B社本店 さいたま 無効(市内企業落札) 盛土整地 2,696 指名なし
C社本店 伊  奈 道路舗装 1,970 農道整備 1,840 街路築造 1,870
D社本店 北  本 街路築造 2,340 下水道築造 2,700 道路補修 2,300
E社本店 戸  田  農道整備 3,270 街路築造 3,260 道路舗装 3,240
F社支店 松  伏 街路築造 2,120 道路舗装 2,120 道路補修 2,180
G社本店 川  口 道路舗装 2,000 道路築造 1,930 街路築造 1,980
H社営業所 春日部 道路舗装 3,950 道路舗装 3,950 道路舗装
道路舗装
3,990
3,080
I社本店 さいたま 街路築造 2,730 道路舗装 2,766 街路築造 2,730
J社本店 草  加 ------------ ------ 道路舗装 3,000 道路舗装 2,910
K社本店 さいたま 道路舗装 4,200 道路舗装 4,200 道路舗装 4,100
L社本店 上  尾 道路補修 3,382 街路築造 3,260 道路補修 3,340
M社支店 さいたま 街路築造 3,270 道路舗装 3,250 街路築造 3,250
N社営業所 春日部 建物解体 72,000 橋梁補修 62,500 橋梁補修 ※69,300
O社本店 さいたま 防護柵修繕 1,780 防護柵修繕 17,500 防護柵補修 1,770
P社本店 さいたま 盛土整地 4,120 道路補修 4,150 道路補修 4,090
1,087,270 105,037 111,690




2019.05.15(水)  

新県議の所属会派決まる
 4月に改選された埼玉県議会(定数93)の会派構成が決まった。新議員の任期は4月30日から始まったが、5月24日に開催予定の臨時議会で正副議長を選出し委員会の構成などを決める。
 県議会で初の議席を獲得した越谷市民ネットワークの辻浩司氏は、埼玉民主フォーラム(旧立憲・国民・無所属の会)に所属する。
 本紙管内5市1町選出の議員の所属会派は以下の通り。(敬称略)
◆自由民主党県議団(49人)=浅井明(越谷市、2期)松澤正(吉川市・松伏町、2期)美田宗亮(三郷市、2期)逢沢圭一郎(三郷市、1期)
◆埼玉民主フォーラム(12人)=山本正乃(越谷市、3期)東間亜由子(草加市、1期)辻浩司(越谷市、1期)
◆公明党県議団(9人)=蒲生徳明(草加市、4期)橋詰昌児(越谷市、1期)
◆無所属改革の会(2人)=木下博信(草加市、2期)
  以上のほかの会派は、第2会派に浮上した無所属県民会議(14人、上田清司知事に近い無所属議員で構成)、日本共産党県議団(6人)。無所属は1人。



2019.04.24(木)  

越谷サンシティ運営の第三セクター解散へ
 越谷市は、越谷サンシティとして市民ホールやイオンをキーテナントとする商業施設を運営する第三セクターの越谷コミュニティプラザ㈱(KCP、黒田勉社長)を解散する方向で検討している。高橋努市長が本紙の取材で明らかにした。高橋市長は「KCPの株式を厳密に査定し市が全部買い取る。越谷サンシティの建替えは計画の策定を始めた『南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出事業』の中で市の事業として行う」と話した。
 背景には、昨年夏に越谷市と同額出資している総合商社丸紅が撤退の意思を示し、市は株式の取得先を探したが不調に終わったことがあり、KCPとしての事業継続と会社存続が不可能と判断した。
越谷サンシティ。(左)大小のホールや会議室・宴会場の公共施設。
(右)イオンをキーテナントとする商業施設で、市の南部図書室も入居
越谷コミュニティプラザ㈱ KCP 。1975年11月設立。資本金9,660万円。出資割合は越谷市42.86%(4,140万円)、丸紅42.86%、東武鉄道5.70%、みずほ銀行4.29%、埼玉りそな銀行4.29%。1979年6月ダイエー(現イオン)をキーテナントとする商業施設オープン。同年8月市民ホール・結婚式場などの文化施設オープン。現在、商業施設はKCPが管理しイオン専門店のほか直接契約店など約40店舗が営業している。ホールや会議室などの公共施設は市が管理し施設管理公社に委託している。
商業施設の先行建替えを変更、丸紅が撤退へ
 一昨年11月、越谷市とKCPは核テナントであるイオンとの契約が2019年8月末で満了を迎えることに伴い、イオンが撤退した場合は事業の継続及び企業の存続が困難になると予想し、施設の建替えに着手することを決めた。
 計画は商業・業務施設、ホテル、住宅を新たに建設する案で検討が進み、市内関係団体への説明を始めた。しかし、「ホテルにはコンベンションホールが設けられるから、2次計画の公共施設の建替えに影響する」という懸念が生じ、さらに現施設の電気・空調など設備関係は公共施設と商業施設を一体で運転しており、切り離されて残った公共施設の使用は困難になるとの意見も。
 このため越谷市は、市民ホールを含めた全体を建替えることとし、周辺の賑わいも考えた地域全体のまちづくり計画として検討することに方針転換した(昨年7月ごろ)。
 この方針転換後、丸紅がKCPからの撤退を表明、越谷市はKCP存続のために株式の取得先探しが急務になった。
 丸紅は最初のキーテナントだったダイエーを介して第3セクターのKCPに参画したといわれる。現在、常勤役員3名のうち社長と常務の2名を出している。
越谷商工会議所に株式取得を依頼
 越谷市は昨年10月、越谷商工会議所に白羽の矢を立て株式取得を依頼した。同会議所は組織としての出資は難しいため、会員個人から1口3000万円で出資を募った。十数名から約12憶円超が集まったという。丸紅側の示したといわれる15億円との差が大きかったが、直接の話合いで集まった金額で折り合いがついた。
 ところがKCPの内部資金は3億円程度しかなく、2、3年しかもたないことが判明。建替え完了までの約8年間に必要な費用の不足分は株主負担になるため、市側は「株主に迷惑をかけられない」、出資予定の会員らは「予想外の負担で額も不安」ということで株式取得の件は幕に。会議所側は踊らされた格好で、何とも計画性・緻密さを欠いたドタバタ劇だった。
イオンの“残留”も焦点、規模縮小の可能性も
 今年8月末で定期建物賃貸借契約が満了になるキーテナント・イオンの去就も注目されている。イオンは地下~4階に専門店を展開している(1階は一部)が、慢性的な赤字に苦しんでおり撤退もあり得ると言われている。しかし関係者によると、レイクタウンで越谷市と緊密な関係があり「むげに撤退できない」
ため、使用面積を減らして家賃・共益費を大幅に減額する案で交渉しているという。
 市がKCPに支払う南部図書室の借り上げ料は年間5,164万円(6階全フロア)。
この家賃から類推すると、イオンの負担は年間2億円以上になり、KCPの年間総収入8億4,740万円(2017年度)に占める割合は高い。撤退は致命的な痛手となり、規模縮小も大きな影響がある。
株式取得におよそ20億円、建替え100憶円以上か
 KCPの解散の時期は不明だが、株主総会の決議が必要で資産は株式の持ち分で分配される。資産は土地19,288㎡がほとんどで、市以外の株式57.14%分はおよそ20億円と推定される。
 また建築関係者によると、建替え費用は解体工事、建築工事、テナントの休業補償など100億円を超えるだろうという。
 『南越谷駅・新越谷駅周辺地域にぎわい創出』の計画策定に取り組む第1回懇談会(座長・岸井隆幸日大理工学部公共政策室特任教授)が3月26日に開かれた。そこで示されたスケジュール案では2021年度までに計画を策定、公募・実施設計を経て2024年度解体工事、2027年度完成を予定。




2019年4月21日(月)    越谷市議選の結果

現職26人が全員当選、維新初議席、共産1増

 任期満了に伴う越谷市議選(定数32)は4月21日に投開票が行われ、新議員が決まった。任期は5月14日から4年。
 今選挙には現職26人と新人14人の計40人が立候補し、現職が強みを発揮して全員が当選した。無所属新人は7人が立候補したが、現職と政党の壁が厚く1人しか当選できなかった。また、女性8人が全員当選し25%の割合を維持。
 当選者の内訳は、自民7人(現職6、新人1)、公明6人(現職6)、立憲民主4人(現職4)、共産4(現職3、新人1)越谷市民ネット2人(現職1、新人1)日本維新の会1人(新人1)、無所属8人(現職7、新人1)。
 自民はトップ当選をはじめ4人が上位で当選。推薦の無所属現職2人も当選しているが、会派入りするかにかかわらず最大会派が確実。
 公明は強固な支持団体を中心とした活発な運動を展開、各候補とも前回並みに得票し現有議席を確保した。
 立憲民主は2人が上位に名を連ねる健闘で、旧民主の得票を千票以上伸ばし4議席を保った。
 共産は現職3人がそれぞれ得票を減らしたが、新人1人を加えて4議席とし1議席増した。
 越谷市民ネットの女性2人は、県議選を勝利に導いた支持層の広がりを着実に固め“完勝”。
 初挑戦の維新は、最下位ながら見事に当選を果たした。
投票率は35.48%で前回を3.51下回り、市議選の最低記録を更新。
 =当選者の経歴などは4月15日の記事参照
 ◆越谷市議選の結果◆選管確定
(定数32=立候補者数40)
丸数字は当選回数。()内は推薦政党
当4747服部 正一54自民現②
当4584山田 裕子36越谷市民ネット現②
当4288細川  威37立憲民主現③
当4143白川 秀嗣66無所属現⑤
当3836松田 典子40立憲民主現②
当3601伊藤  治53自民現⑤
当3201大野 保司55自民現③
当3073岡野 英美67公明現④
当2981野口 圭司68自民現⑥
当2980瀬賀 恭子56公明現③
当2932久保田 茂48公明新①
当2888福田  晃43立憲民主現③
当2840守屋  亨65公明現④
当2817竹内 栄治63公明現③
当2779清水  泉54越谷市民ネット新①
当2776後藤 孝江66立憲民主現⑥
当2695畑谷  茂54公明現③
当2634浅子 高志43無所属(自)現②
当2571小林豊代子63無所属(自)現③
当2487金井 直樹53自民現⑤
当2372武藤  智54無所属現④
当2353菊地 貴光44無所属現④
当2318野口 高明36無所属新①
当2236松島 孝夫42無所属現⑤
当2208山田 大助44共産現③
当2197島田 玲子68自民現③
当2048宮川 雅之44共産現③
当2015野口 和幸52自民新①
当1991橋本 哲寿42無所属現③
当1922大和田 哲62共産新①
当1917工藤 秀次29共産現②
当1705小林 成好52日本維新の会新①
1477井上 光男61無所属新
1362寺島 義人58無所属新
1126石井 孝幸66無所属新
1074荻原慎太郎43無所属(自)新
1005橘井 公治49社民新
583山潟 隼人33無所属新
546黒田 信子55幸福実現新
450渡辺 定雄67無所属新
………………………………………………
▽有権者数279,487人(男 138,346人、 女 141,141人)
▽投票者数 99,168人(男 48,218人、 女 50,950人)
▽投票率 35.48%(男 34.85%、 女 36.10%)
▽有効投票者数 97,754人
▽無効 1414



2019.04.15(月)  

越谷市議選~32議席に40人が立候補
 任期満了に伴う越谷市議選(定数32、欠員4)は4月14日に告示され、40人が届け出た。前回に比べ4人減。立候補者の内訳は下表の通り。
◆越谷市議選の立候補状況◆
自民 公明 立憲 共産 ネット 社民 維新 幸福 無所属
現職 6 5 4 3 1 0 0 0 7 26
新人 1 1 0 1 1 1 1 1 7 14
7 6 4 4 2 1 1 1 14 40
うち女性 1 2 2 0 2 0 0 1 1 9

 現職は26人全員が立候補した。一昨年の市長選に出馬した1人と先の県議選に転進した3人の計4議席が欠員で、江原千恵子氏(無所属、4期)と高橋幸一氏(無所属、2期)の2人が勇退した。
 今回は政党公認候補が前回より2人増え、無所属候補が前回の20人から14人に減少した。組織票が強みを発揮する“平時の選挙”を反映した格好だ。
 政党別では、自民は無所属現職と新人を加え前回の6議席から1増とし最大会派を目指す。公明は前回の6議席の維持が命題。立憲民主は無所属現職を含め旧民主系の4議席の死守を図る。共産は4人を擁立し1増に挑む。越谷市民ネットワークは県議選勝利の勢いで前回と同じ2議席確保を狙う。旧社会党の流れをくむ社民は初議席獲得に挑戦。日本維新の会は初めての立候補。幸福実現党は3回目の挑戦。
 政党に属さない無所属は11人で、それぞれ地域や専門分野で活動している候補。自民推薦の3人は地域や後援会の事情で無所属を選んでいる。
 女性候補は現職6人、新人3人の計9人。前回の10人を下回った。
 また、新人の4人が再挑戦し雪辱を期すべく奮闘している。
 候補者の平均年齢は52.1歳で、前回の48.6歳を3.5歳上回わった。最高齢は72歳、最年少は29歳。年代別では20代1人、30代3人、40代12人、50代13人、60代10人、70代1人。当選回数で見ると、5回2人、4回4人、3回4人、2回12人、1回4人。
 選挙戦では、市政に際立った争点となる課題がないため、多くの候補が子育て支援や福祉の充実といった少子高齢社会への対応策、活力ある地域コミュニティづくりなどを取り上げている。
 前回市議選の投票率は38.99%(男38.26%、女39.71%)で投票者数は103,395人男(男50,345人、女53,050人)。前々回は39.76%。なお、4月7日に行われた県議選の投票率は33.21%だった。
 有権者数は279,717人(男138,453人、女141,264人)=4月7日現在。

◆越谷市議選立候補者◆ 〈定数32=立候補者数40〉
届け出順。名前の列の丸数字は当選回数。年齢は投票日現在。カッコ内は推薦政党。①現在の職業・役職②過去の職業・役職③出身地④出身学校⑤現住所地
しみず   いずみ
清水  泉54越谷市民ネット 新
①NPO理事、越谷市民ネット運営委員②生活クラブ生協埼玉理事長、大袋東小PTA会長③千葉県柏市④YMCA英語専門学校⑤袋山
おおの  やすし
大野 保司55自民 現②
①市監査委員、市議会保守無所属の会代表、越谷地区青少年指導員②東京都職員、越ケ谷高校同窓会副会長③越谷市④明治大経済学部⑤宮本町1
いとう   おさむ
伊藤  治53自民 現④
①板金会社長、党越谷支部長、議会運営委員長②市議会議長・自民党市民クラブ代表、市監査委員③越谷市④越谷市関東学園大附属高校⑤蒲生3
いのうえ みつお
井上 光男61無所属 新
①蒲生本町自治会長、蒲生スポレク推進委員長、保護司②運送会社員、国鉄職員、市PTA連合副会長③越谷市④岩倉高校⑤蒲生本町
あさこ  たかし
浅古 高志43無所属(自) 現①
①建設会社員、越谷商工会議所青年部副会長、市議会建設副委員長、自民党越谷支部青年部長②出羽小PTA会長③越谷市④中央工学校⑤七左町7
もりや   とおる
守屋  亨65公明 現③
①党県本部幹事・越谷総支部長②市議会議長・民生委員長・建設委員長、市監査委員、会社員③足立区④創価大法学部⑤千間台西5
ふくだ   あきら
福田  晃43立憲民主 現②
①市スポーツ少年団理事長・サッカー協会副会長②市監査委員、IT会社員、水戸ホーリーホック選手(サッカー)③越谷市④法政大法学部⑤弥栄町
ごとう  たかえ
後藤 孝江66立憲民主 現⑤
①越ケ谷婦人会支部長②市議会副議長、市監査委員、民進党県総支部連合会副代表③越谷市④私立大妻高校⑤宮本町1
きくち  たかみつ
菊地 貴光48無所属 現②
①埼玉青志会幹事長②越谷中ロータリークラブ会長、越谷青年会議所副理事長、衆議院議員秘書③越谷市④山梨学院大商学部⑤千間台東1
わたなべ ただお
渡辺 定雄57無所属 新
①西武バス社員、市消防団員、市社会福祉協議会福祉推進員・災害ボランティア②自衛官(空挺隊員)③千葉県習志野市④県立習志野高校⑤袋山
はっとり しょういち
服部 正一54自民 現②
①越谷ユネスコ協会理事、市議会民生委員長②安田信託銀行員(現みずほ信託銀行)③東京都小金井市④東京都立大法学部⑤レイクタウン2
のぐち  かずゆき
野口 和幸52自民 新
①NPO理事長、県こども食堂ネット代表②クラブキッズ社長、昌平高校同窓会長、三菱自動車社員③越谷市④長野大産業社会学部⑤赤山本町1
きつい  こうじ
橘井 公治49社民 新
①朝日自動車社員、党越谷総支部役員②朝日自動車労組執行委員長・書記長③足立区④東京都立荒川工業高校⑤蒲生4
しまだ  れいこ
島田 玲子72自民 現②
①会社役員、党支部女性部長②市議会副議長、県美容業組合副理事長・美容講師会長③越谷市④東京総合理容美容専門学校⑤花田2
むとう  さとし
武藤 智54無所属 現③
①大袋幼稚園事務長、市議会議長、大袋地区スポレク推進副委員長②市議会副議長、春日部共栄高校講師③越谷市④日本体育大体育学部⑤大道
はしもと てつひさ
橋本 哲寿42無所属 現②
①社会福祉事務所代表②市議会民生副委員長、介護支援事業会社社長、弁護士秘書③越谷市④関東学園大経済学部⑤千間台東4
のぐち  けいじ
野口 圭司68自民 現⑤
①宅建会社社長、市議会自民党市民クラブ代表②市議会議長、市監査委員、県議長会長、関東議長会副会長③越谷市④拓殖大政経学部⑤七左町7
てらしま よしと
寺島 義人58無所属 新
①こしがや市民活動連広報担当②外資系IT会社員(サン・マイクロシステムズ、日本オラクル)、予備校講師③福井市④中央大商学部⑤北越谷1
まつだ  のりこ
松田 典子40立憲民主 現①
②越谷市職員(学校給食調理員)、市職員組合専従③千葉県船橋市④大東文化大外国語学部中退⑤袋山
みやがわ まさゆき
宮川 雅之44共産 現②
①党県東部南地区常任委員②会社員③吉川市④東京科学芸術専門学校⑤袋山
おかの  ひでみ
岡野 英美67公明 現③
①党県本部監査委員、健康医療ジャーナル役員②市議会議長・議会運営委員長、証券会社員③福岡県大牟田市④福岡・私立不知火女子高校⑤花田1
しらかわ ひでつぐ
白川 秀嗣66無所属 現④
①埼玉政経セミナー代表②市議会副議長、衆議院議員秘書、岩槻タクシー社員、福岡市議1期③佐賀市④福岡大経済学部⑤下間久里
おおわだ  さとし
大和田 哲62共産 新
①党市社会保障対策責任者②足立区職員、区職労執行委員、南中PTA会長、蒲生旭町子ども育成会長③足立区④東京都立足立高校⑤蒲生旭町8
ほそかわ たけし
細川 威41立憲民主 現②
①党県連運営委員②細川律夫衆議院議員秘書、NPO事務局長、運送会社員③越谷市④北陸先端科学技術大学院大修士⑤東大沢2
はたや  しげる
畑谷 茂54公明 現②
①保険事務所代表、党越谷総支部遊説部長②党越谷総支部副青年部長③越谷市④創価大経済学部(通信教育部)⑤弥栄町3
くどう  しゅうじ
工藤 秀次29共産 現①
①党県東部南地区委員、市議会民生常任委員②埼玉土建草加支部専従書記、物流会社員③三郷市④三郷高校⑤大成町2
いしい  たかゆき
石井 孝幸66無所属 新
①農業、特定行政書士、増林土地改良区理事②市立小中学校事務職員(埼玉県職員)、大沢小学童保育保護者会長③越谷市④中央大経済学部⑤増林
せ が  きょうこ
瀬賀 恭子56公明 現②
①党県本部市民活動委員長・越谷総支部副女性部長②市議会教育・経済委員長、ヤクルト社員③新潟県燕市④私立新潟青陵高校⑤南町1
かない  なおき
金井 直樹53自民 現④
①警備保障会社員、党越谷支部事務局長②市議会議長、市監査委員③渋谷区④大東文化大第一高校⑤平方
たけうち えいじ
竹内 栄治63公明 現②
①党越谷総支部団体渉外部長、市議会副議長②党市議団幹事長、三井住友銀行員・預金保険機構出向③新潟県上越市④創価大法学部⑤東越谷8
やまだ  だいすけ
山田 大助45共産 現②
①党県東部南地区委員②市議会民生副委員長、埼玉土建労働組合吉川松伏支部書記長③越谷市④春日部高校⑤千間台東3
やまがた はやと
山潟 隼人33無所属 新
②環境分析会社員、参議院議員私設秘書、個別指導塾教室長③三重県四日市市④埼玉大経済学部中退⑤赤山町2
おぎはら しんたろう
荻原 慎太郎48無所属(自) 新
①防災士、越谷走友会員、越谷赤十字奉仕団員②設備保守会社員③越谷市④中央大法学部⑤南越谷4
くぼた   しげる
久保田 茂48公明 新
①党越谷総支部副青年部長②ポラテック社員(建築設計)③豊島区④法政大工学部⑤宮本町4
まつしま たかお
松島 孝夫42無所属 現④
①不動産会社経営②市議会議長、損害保険会社員③越谷市④明海大不動産学部⑤大里
くろだ  のぶこ
黒田 信子51幸福実現 新
①カウンセラー②外資系香料会社員、求職研修講師、大学・精神科医カウンセラー③越谷市④明の星女子短大⑤新越谷1
こばやし とよこ
小林豊代子63無所属(自) 現②
①市議会総務副委員長②宅建会社役員、私立春日部幼稚園・しらこばと幼稚園教諭③福島県田島町④越谷北高校⑤大沢4
こばやし まさよし
小林 成好52日本維新の会 新
①学習塾経営、党越谷支部市政員②損保会社勤務、リソー教育教室長③台東区④明治大経済学部⑤赤山3
やまだ  ゆうこ
山田 裕子36越谷市民ネット 現①
①越谷市民ネット運営委員②リラクゼーションサロン経営、東京ディズニーランド勤務③宮崎市④宮崎県立宮崎農高校⑤中町
のぐち  たかあき
野口 高明36無所属 新
②川口市職員情報政策課勤務・心身障害福祉センター就労支援B型事業所支援員③越谷市④東京理科大経営学部⑤袋山




2019年4月9日(火)  埼玉県議選の結果  

越谷市民ネット(辻氏)が県議会初議席

 統一地方選の前半戦である埼玉県議選が4月7日に投開票された。大勢として現職が強みを発揮したが、越谷市で越谷市民ネットワークの新人・辻浩司氏が共産現職・金子正江氏との接戦を制し県内初の議席を獲得、草加市では立憲民主の新人・東間亜由子氏が自民新人・福田誠一氏を振り切り衆議院に転進した山川百合子氏の議席を守った。1人区の八潮市(東区)の宇田川幸夫氏と吉川市・松伏町(東12区)の松澤正氏がそれぞれ無投票で2期目の当選。5人が立候補した女性候補は、立憲民主の現職と新人の2人が当選し前回より1人減った。共産の“3姉妹”は届かなかった。
 政党別の当選者は自民5、立憲民主2、公明2、ネクスト草加1、越谷市民ネット1となり、地域政党の健闘が目立つ。有権者が18歳に広がり各陣営のコミットぶりが注目されたが、目立った影響は見られず有権者数が増えたことで投票率を下げる結果になった。

草加~立憲の女性新人・東間氏が自民を破る
 草加市(南1区、定数3)は5期目を目指す公明の蒲生徳明氏と再選を期す地域政党ネクスト草加の元市長木下博信氏の現職2人が安定した選挙戦を展開して順当な当選。3議席目を自民の福田誠一氏、立憲民主の東間亜由子氏、共産の平野厚子氏の3新人で争い、東間氏が競り勝った。
 現職の2人は知名度も高く、木下氏は約4千票、蒲生氏は約2千票増やした。両陣営は相手が有力新人とみて緊張感のある戦いを進めたのが功を奏した。
 東間氏は2月末の出馬決定で出遅れたが、山川百合子衆議院議員と街頭に立ち浸透に力を注いだ。立憲民主の“初陣”を飾り“女性候補重視”を示した。
 福田氏は自民・保守系候補が一人のため下馬評では当選確実と目されたが、1万票しか取れなかった。「公認」に違和感を持ち、ある種の反発・造反があったといえる。かなりの支持層が木下氏や蒲生氏に動き、ある者は棄権した。自民は3人区ながら前回に続いて議席を獲得できなかった。数年来続いている自民党草加支部のゴチャゴチャが今回選挙の結果を生み、黄川田仁志衆議院議員のリーダーシップに「正論を言いながら、やることはアヤフヤなことばかり」(古参党員)との苦言も。
 平野氏は、無党派層の無関心を打破する風を起こせず、日常活動で信頼を得ている保守層の獲得も不十分だった。(敬称略)
   ■草加市=南1区(定数3、欠員1) 
     当19,719木下 博信54ネクスト草加現②
     当17,856蒲生 徳明58公明現⑤
     当11,543東間亜由子50立憲民主新①
       10,972福田 誠一54自民新
       9,391平野 厚子58共産新
   ▲当日有権者203,143人/投票者数70,244人/投票率34.58%/無効763

越谷~自、立、公が安定得票、共産の再選ならず
 越谷市(東8区、定数4)は、辻氏を擁立して16年ぶりに挑戦した越谷市民ネットワークが県議会で初の議席を獲得した。「主要政党では拾えない市民の声を政治の場に」を訴え、日ごとに選挙協力者が増える盛り上がりで共産現職の金子氏を破った。「市民政治」を掲げる全国市民ネットワークでは神奈川、千葉、東京に続く都・県議議会議員。
 上位3氏は4位に大差をつけて当選した。自民現職・浅井明氏は自民の組織的支援が機能し、前回に続いてトップ当選。立憲民主の現職・山本正乃氏は前回まで支持を得ていた越谷ネットの出馬で危機感を募らせ、高橋努越谷市長のてこ入れ、保守層への食い込みなどでマイナスを挽回、ほぼ前回並みの得票をした。公明新人の橋詰昌児氏は支持団体の“フル活動”で安定した選挙戦だった。
 再選を目指した金子氏は、市民層への浸透が叶わず、前回得票を下回り僅差で次点に泣いた。
 無所属で初挑戦した清田巳喜男氏は、自民・保守系市議の陰ながらの支援を得たものの限界があった。「保守自民で2議席」を強く訴えていたら戦況は変わった。
 藤澤慎也氏は希望の党から出馬したが、「選挙で政党も大事だが、もっと大事なのは普段の政治活動では」と人気が出なかった。
 激戦の北部戦線(袋山、桜井地区)は山本氏、藤沢氏、辻氏、清田氏の4人が競い合った。これを受けて大袋、千間台の投票率は高かった。(敬称略)
   ■越谷市=東8区(定数4、欠員1)
     当22,033浅井  明70自民現②
     当18,913山本 正乃59立憲民主現③
     当18,488橋詰 昌児53公明新①
     当10,127辻  浩司43越谷市民ネットワーク新①=社民・自由推薦
       10,067金子 正江71共産現①
       7,070清田巳喜男62無新
       4,924藤沢 慎也41希望元①=維新推薦
   ▲当日有権者279,717人/投票者数92,892人/投票率33.21%/無効1,270

三郷~自民が2議席確保、共産及ばず
 三郷市(東10区、定数2)は、自民が現職の美田宗亮氏と新人の逢沢圭一郎氏で2議席を確保、共産新人の苗村京子氏は及ばなかった。
 2期目を目指した美田氏は前回票を伸ばしてトップ当選を果たし、逢沢氏は山下勝矢氏(自民、2期)の議席を守った。
 苗村氏は、自民代替わりの今回こそ当選のチャンスとみたが、支持を広げることができなかった。
 昨秋の市長選で“健闘”した元三郷市議の西村繁之氏は、無党派層の受け皿を狙ったが独自の戦いに終わった。(敬称略)
    ■三郷市=東10区(定数2)
     当11,468美田 宗亮45自民現②
     当 9,627逢沢圭一郎43自民新①
       7,402苗村 京子60共産新
       3,054西村 繁之66無新
     ▲当日有権者115,389人/投票者数32,041人/投票率27.77%/無効490



2019年3月29日(金)    

埼玉県議選始まる 投票は4月7日
 統一地方選の前半戦である埼玉県議選が3月29日に告示され、5市1町の5選挙区のうち1人区の八潮市(東区)と吉川市・松伏町(東12区)の無投票当選が決まり、3選挙区(定数9)に16人が立候補した。投票は4月7日。
 本紙管内の女性候補は5人で共産3(現職1、新人2)立憲民主2(現職1、新人1)。
 今回選挙から18~19歳が投票でき、各陣営が彼らにコミットできるかどうかが注目される。

草加~2現職に3新人が挑戦
 草加市(南1区、定数3)は5期目を目指す公明の蒲生徳明氏と再選を期す地域政党ネクスト草加の元市長木下博信氏の現職2人に対し、自民の福田誠一氏、立憲民主の東間亜由子氏、共産の平野厚子氏の3新人が挑戦する。
 現職の2人は共に手堅い支持層をもち、知名度も高いため安定していると見られているが、有力新人ぞろいであることから両陣営は緊張感をもったスタート。蒲生氏は全国最重要選挙区に位置付けられ強力な支援体制で臨んでいる。
 自民は前回選挙で3人が立候補した分裂選挙となり、複数定数区で自民の議員ゼロの結果を生んだ。昨年の市長選で善戦した福田氏一人が立候補、「トップ当選を」(陣営幹部)と意気軒高だ。
 立憲民主は女性候補重視の方針のもと、衆議院議員に転進した山川百合子氏の後継者として元草加市議の東間氏を擁立。枝野幸男代表が直々説得したといわれる。
 共産の平野氏は草加市議を5期務めたベテラン。衆議院議員予定候補者だったが、野党共闘の声に応えて辞退、山川氏の当選につなげた。同党は1999年以来の議席獲得の好機とみて総力戦で取り組んでいる。
▲草加市=南1区(定数3、欠員1) 候補者の横顔
  (50音順、丸数字は当選回数①、写真下①現在の職業・肩書②過去の職業・肩書③出身地④最終学歴⑤住所地)
きのしたひろのぶ
木下 博信54
ネクスト草加現①
がもう のりあき
蒲生 徳明58
公明 現④
とうま あゆこ
東間亜由子50
立憲民主 新
ふくだ せいいち
福田 誠一54
自民 新
①県会議員②草加市長3期10年、草加市議3期③足立区生まれ草加育ち④慶応義塾大法学部⑤吉町
①党県議団幹事長
・党県本部副幹事長②建設会社勤務衆議院議員秘書③宮崎県日向市④創価大学文学部⑤新里
①衆議院議員公設第一秘書②草加市議1期、ブランド品販売会社③草加市④嘉悦女子短大経済学部⑤氷川町 ①NPO代表理事、不動産賃貸会社社長②草加青年会議所理事長、市PTA連合会長③草加市④巣鴨高校⑤瀬崎2

  ひらの あつこ
平野 厚子58
共産 新
 
  ①党東部南地区委員②草加市議5期、新日本婦人の会草加市部事務局長③草加市埼④埼玉大学教育学部⑤松原2
 

越谷~7人が立候補、北部地域に4人で大激戦
 越谷市(東8区、定数4)は、3期目を目指す立憲民主の山本正乃氏、再選を期す自民の浅井明氏と共産の金子正江氏の3人が現職。公明は故藤林富美雄氏の後継に越谷市議3期の橋詰昌児氏を擁立した。8年前みんなの党で当選した元職の藤澤慎也氏が希望の党から出馬。新人は市議3期目の越谷市民ネットワーク・辻浩司氏、市議1期目の保守系無所属・清田巳喜男氏の2人。
 袋山、桜井地区の北部に山本氏、藤沢市、辻氏、清田氏の4人が集中し、告示前から激しい戦いを繰り広げている。
 自民系は前回同様に分裂選挙。公認の浅井氏は、衆議院議員の黄川田仁志氏、土屋品子氏をはじめ、県議選後の越谷市議選予定候補者(公認7人、推薦3人)など党の総力を挙げた支援態勢になっている。清田氏は自民の推薦が得られず無所属で出馬したが、市議会議長を務めた父親の関係者、「4人区だから競い合って票を掘り起こせば2人当選も」という党員・保守層、地元の袋山を選挙区(衆院13区)とする土屋氏の支持者への訴えを進める。
 立憲民主の山本氏は、市議から5回の選挙を戦ってきたベテラン。だが、これまで支持していた越谷市民ネットワークが辻氏を擁立したことで引き締めを図っている。辻氏は2003年の加藤佳子氏以来の立候補で、「あったか県政」を訴え非政党・市民層への広がりに力を入れている。
 共産は県議選で連続当選したことがなく、市議予定候補4人と連携し、金子氏の再選に向けフル回転。前回得票を維持できれば実現する可能性が高い。
 藤澤氏は県内唯一の希望の党公認候補。第3極政党への熱気が薄れている中での戦い。(50音順、敬称略)
▲ 越谷市=東8区(定数4、欠員1) 候補者の横顔
  (50音順、丸数字は当選回数①、写真下①現在の職業・肩書②過去の職業・肩書③出身地④最終学歴⑤住所地)
あさい あきら
浅井  明70
自民 現①
かねこ まさえ
金子 正江71
共産 現①
せいた みきお
清田巳喜男62
無 新
つじ  こうじ
辻  浩司43
ネット 新
①寝具店代表、市木遣保存会副会長郷友会理事②越谷市議3期③越谷市④越ケ谷高校⑤越ケ谷1 ①党市委員長・東部南地区委員、民主市政の会幹事②越谷市議6期③越谷市④春日部女子高校⑤川柳3 ①特定行政書士②越谷市議1期・議運副委員長、越谷市職員③越谷市④立教大学法学部⑤袋山 ①政党役員②越谷市議3期、介助派遣事業所勤務③春日部市④都立大学人文学部⑤千間台西1

  はしづめ しょうじ
橋詰 昌児53
公明 新
ふじさわ しんや
藤沢 慎也41
希望 元①
やまもと まさの
山本 正乃59
立憲民主 現②
 
  ①党県本部広報宣伝局長②越谷市議3期・議長、日本IBM社員③高知県梼原町④国立高知工業高等専門学校⑤蒲生 ①学習塾長、党市幹事②埼玉県議1期、上田清司秘書③東京都大田区④中央大学法学部⑤千間台西2 ①県議会議員②越谷市議3期、埼玉県立高校教諭③愛媛県南宇和郡④文教大学教育学部⑤千間台東4
 

三郷~世襲2人の自民に共産が挑む
 三郷市(東10区、定数2)は、2期目を目指す美田宗亮氏、勇退する山下勝矢氏(自民、2期)後継の新人・逢沢圭一郎氏、共産新人の苗村京子氏、無所属新人の西村繁之氏の4人が立候補した。
 美田氏は前回、無所属で出馬し当選後に自民入りした。父親は県議・三郷市長を務めた。また逢沢氏の父親も三郷市議・県議を務めており、2人はともに政治家2世。保守の一部には「三郷に人材はいないのか」との声はあったが手を挙げる人は出なかった。
 苗村氏は、県議選2回目の挑戦。「憲法を守り、くらし・福祉優先の県政に」を強調し、自民代替わりの今回こそ当選のチャンスと意気込む。
 元三郷市議の西村氏は、昨秋の市長選で9000票以上を得、その勢いを信じての立候補。自身としては9回目の選挙になる。
▲三郷市=東10区(定数2) 候補者の横顔
 (50音順、丸数字は当選回数①、写真下①現在の職業・肩書②過去の職業・肩書③出身地④最終学歴⑤住所地)
あいざわ けいいちろう
逢沢圭一郎43
自民 新
みた むねあき
美田 宗亮45
自民 現①
なえむら きょうこ
苗村 京子60
共産 新
にしむら しげゆき
西村 繫之66
無 新
①会社役員②三郷市議3期・各委員長、都議会議員秘書③千葉県八千代市④日本大学法学部、⑤早稲田2 ①県議会公社事業対策特別委副委員長②三郷市議2期、旧あさひ銀行員③三郷市④日本大学商学部⑤彦成1 ①党県委員・東部南地区副委員長②三郷市議6期③東京都板橋区④麹町学園女子高校⑤早稲田6 ①団体役員、ポスティグ会社スタッフ②三郷市議1期、ヤマハ社員③鹿児島市④西南学院大学商学部⑤鷹野

◆無投票当選者◆
 (50音順、丸数字は当選回数①、写真下①現在の職業・肩書②過去の職業・肩書③出身地④最終学歴⑤住所地)
■八潮市=東9区(定数1)
宇田川幸夫36自民 現②
①県議会議員・文教常任副委員長②八潮市議
2期③八潮市④浦和実業学園高校⑤八條
■吉川市・松伏町=東12区(定数1)
松沢  正59自民 現②
①県議会議員、保護司②公立中学校講師、専門
学校教諭③吉川市④明星大学人文学部⑤中野



2019年3月22日(金)    

草加市副市長に小谷明総合政策部長

小谷 明氏

 草加市の副市長に小谷明総合政策部長(60)が選任された。
3月定例議会で議決されもので、任期は4月1日から4年。2期
務めた中村卓副市長(69)は3月31日で退任する。
 石出氏は82年4月草加市役所入庁、市民安全課長、産業振興課
長、総合政策課長、総合政策副部長、市民生活副部長を経て2014
年に市民生活部長、2017年から現職。



2019年3月13日(水)    

三郷市副市長に石出財務部長、冨田氏は再任

石出弘氏

 冨田耕司氏
 三郷市の副市長に石出弘財務部長(60)が新たに選任され、冨田耕司副市長(57)が再任された。開会中の3月定例議会8日目の3月8日に議決された。任期は4月1日から4年。並木一徳副市長(63)は3月31日で退任する。
 石出氏は1977年4月三郷市役所入庁、環境経済部交通課長、建設部次長兼営繕課長を経て2013年に建設部長、2015年から財務部長を務めている。
 冨田氏は1987年4月建設省入省。近畿地方建設局企画部企画課長、関東地方建設局高崎工事事務所長、道路局地方道・環境課企画専門官、総合政策局情報管理部情報企画課企画専門官、道路局国道・防災課道路防災対策室長、秋田県建設交通部長・ 建設部長などを歴任し2015年4月から三郷市副市長。



2019年2月20日(水)    吉川市長選・市議補選

中原恵人・妹尾百合子コンビが当選


 吉川市長選挙と市議補欠選挙(欠員1)が2月17日に投開票され、市長には中原恵人氏(48)が元吉川市議の吉川敏幸氏(40)を破り再選された。無所属新人同士で争われた市議は妹尾百合子氏(41)が佐藤正樹氏(42)に僅差で初当選を飾った。市長選候補と市議選候補がそれぞれセットで選挙戦を繰り広げていた。投票率前回を5.73ポイント下回る43.25%だった。
 市長選は現職と新人の一騎打ちとなり、中原市政の評価が大きな争点になった。中原氏は新庁舎建設費の大幅削減や中学校新設、美南駅東口土地区画整理事業の着手など公約のほとんどを実現したと実績を強調し、次の未来に向けたビジョンとして旭地区及び三輪野江地区の整備を訴えた。再選は基本姿勢である市民との協働への理解を深めたものと受け止め、「課題にスピード感を持って取り組み、価値ある未来を市民と共につくりたい」と話した。
 吉川氏は中原市政に批判を強めている市議や市民の「明日の吉川市長をつくる会」と自民党支持層を基盤に無所属で立候補したが、中立の立場をとった公明、共産両党支持者への浸透ができなかった。出馬の決意は早かったものの、態勢づくりが遅れたことも届かなかった一因。
 【中原恵人氏の略歴】市長▽□元埼玉県議、教育支援NPO法人理事長▽筑波大第一学群社会学類政治学科卒、東京福祉大大学院博士課程前期終了▽千葉県松戸市出身▽家族は妻と二男一女▽住まいは吉川
 

再選を支持者と喜び合う中原氏

◆吉川市長選の結果◆
当 14027中原恵人48無現②
10750吉川敏幸40無新
      ▽無効284
▼当日有権者数57,938人
   男28,920人 女29018人
▼投票者数25,061
男12,085人 女12,976人
▼投票率 43.25%
男41.79% 女44.72%
 【中原恵人氏の公約】価値ある未来を、共に/既存の枠組み、既得権益を超えて、『価値ある未来』を創りだす▼市民との協働~地域課題を地域住民が解決するために主体的に計画と予算を組みたてる事業にチャレンジ▼三輪野江地区~道の駅を含めた農業拠点に、農業パーク、なまず養殖場・加工工場・レストラン整備、植物工場など6次産業化、再生可能エネルギー拠点の整備▼旭地区~テクノポリス拡張、市民農園改修、若者・夫婦転入支援制度の確立▼総合運動公園の整備▼今夏まで小中学校全校にエアコン設置▼旧庁舎を福祉拠点に整備▼フロリデーション推進知雄姿を維持▼ワクチン接種を現状維持▼文化芸術を総合政策に活用▼不登校・引きこもりへの出張支援▼虐待防止の推進▼単身高齢者へのサポート構築▼健康長寿との連携を目指す「スポーツビジョン」策定

 市議補選は妹尾百合子氏が当選した。投票率は43.23%。中原市政与党会派「未来会議よしかわ」に加わるものとみられる。市議会の会派構成は、市民の会・無所属6人、共産4人、未来会議よしかわ4人、自民3人、公明3人に。
◆吉川市議会議員補欠選挙の結果◆
  当11921妹尾百合子41無新
   11163佐藤 正樹42無新      
   ▽無効1965▽持ち帰り1



2019年2月13日(水)    吉川市長選・市議補選

新人・吉川氏と現職・中原氏の一騎打ち

 任期満了に伴う吉川市長選は2月10日に告示され、いずれも無所属の前市議・吉川敏幸氏(40)と現職・中原恵人氏(48)の2人が立候補を届け出た。中原市政4年に対する評価、目指すまちづくりとその手法などを争点に論戦を繰り広げている。
 一方、吉川氏の辞職に伴う市議補選も同時に告示され、いずれも無所属新人の佐藤正樹氏(42)と妹尾百合子氏(41)の2人が届け出た。両氏とも市長選の候補者と連動、佐藤氏と吉川氏、妹尾氏と中原氏が連携している。
 投票は17日午前7時から午後8時まで市内19カ所で行われ、開票は同日午後8時50分から総合体育館(同市上笹塚1丁目)で。
 有権者は58,671人(男29,303人、女29,368人)=2月9日現在。前回市長選は投票率48.98%(男47.20%、女50.78%)、有効投票数26,092票だった。

                    ◆吉川市長選の立候補者◆届出順
   
  よしかわ としゆき
吉川 敏幸40 無新
  なかはら しげと
中原 恵人48 無現①
  元吉川市議会議員、会社員▽明治大学政治経済学部経済学科卒、英ブリストル大学政治学部国際関係学科修士課程▽吉川市生まれ▽家族は妻と二女▽住まいは吉川団地
  市長▽元埼玉県議、教育支援NPO法人理事長▽筑波大第一学群社会学類政治学科卒、東京福祉大大学院博士課程前期終了▽千葉県松戸市出身▽家族は妻と二男一女▽住まいは吉川

●吉川敏幸候補の主張
ふるさと吉川市を、住んで良かった、育って良かったと思える町に!
住み慣れた地域で最後まで自分らしく~医療と福祉の更なる連携、循環バスの実現▼市民のための充実した施設を~公共施設の計画的な診断・長寿命化対策の推進、農業運動公園の整備、総合体育館に冷暖房導入▼活力あるまちづくり~国・県・近隣市町との積極的な連携、持続可能な多面的農業に向け圃場整備、工業団地の周辺整備・拡張や企業誘致による財源と雇用の確保、三輪野江地区開発を三郷市と連携して推進▼子どもを産み育てる換気用の更なる充実~旭・三輪野江地区へのスクールバス、給食費補助などで子育て世代の教育費軽減、平日20時待て・祝日の学童保育実現▼公平公正な税金の使い方~予算編成過程の情報公開、総合振興計画に基づくムダのない事業実施▼市民主役のまちづくり~市民・団体との十分な話し合いや情報公開で事業を実施、自治会活性化の差ポーチ体制構築▼安心安全なまちづくり~生活道路の計画的修復、吉川駅前・南中周辺の総合治水対策強化、地域に即した避難所の整備、防災ラジオ・アプリの活用促進防犯ステーションの増設
 
●中原恵人候補の主張
価値ある未来を、共に
既存の枠組み、既得権益を超えて、『価値ある未来』を創りだす
市民との協働~地域課題を地域住民が解決するために主体的に計画と予算を組みたてる事業にチャレンジ▼三輪野江地区~道の駅を含めた農業拠点に、農業パーク、なまず養殖場・加工工場・レストラン整備、植物工場など6次産業化、再生可能エネルギー拠点の整備▼旭地区~テクノポリス拡張、市民農園改修、若者・夫婦転入支援制度の確立▼総合運動公園の整備▼今夏まで小中学校全校にエアコン設置▼旧庁舎を福祉拠点に整備▼フロリデーション推進知雄姿を維持▼ワクチン接種を現状維持▼文化芸術を総合政策に活用▼不登校・引きこもりへの出張支援▼虐待防止の推進▼単身高齢者へのサポート構築▼健康長寿との連携を目指す「スポーツビジョン」策定

        
吉川市議会議員補欠選挙立候補者 届け出順 
さとう まさき
佐藤 正樹42 無新
せお ゆりこ
妹尾百合子41無新
ケアマネージャー
元有料老人ホーム施設長、特別養護老人ホーム管理課長▽浦和学院高校卒▽三郷市出身▽美南3

会社社長
□元システム開発会社員▽亜細亜大学法学部卒▽熊谷市出身▽きよみ野3




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越谷市発注土木工事における市外業者の受注状況
(※=一般競争入札、以外は指名競争入札)単位:千円
企 業 所在地 2016(平成28)年度 2017(平成29)年度 2018(平成30)年度
工事内容 落札額 工事内容 落札額 工事内容 落札額
A社本店 杉  戸 道路舗装 1,595 道路補修 1,665 道路舗装 1,560
B社本店 さいたま 無効(市内企業落札) 盛土整地 2,696 指名なし
C社本店 伊  奈 道路舗装 1,970 農道整備 1,840 街路築造 1,870
D社本店 北  本 街路築造 2,340 下水道築造 2,700 道路補修 2,300
E社本店 戸  田  農道整備 3,270 街路築造 3,260 道路舗装 3,240
F社支店 松  伏 街路築造 2,120 道路舗装 2,120 道路補修 2,180
G社本店 川  口 道路舗装 2,000 道路築造 1,930 街路築造 1,980
H社営業所 春日部 道路舗装 3,950 道路舗装 3,950 道路舗装
道路舗装
3,990
3,080
I社本店 さいたま 街路築造 2,730 道路舗装 2,766 街路築造 2,730
J社本店 草  加 ------------ ------ 道路舗装 3,000 道路舗装 2,910
K社本店 さいたま 道路舗装 4,200 道路舗装 4,200 道路舗装 4,100
L社本店 上  尾 道路補修 3,382 街路築造 3,260 道路補修 3,340
M社支店 さいたま 街路築造 3,270 道路舗装 3,250 街路築造 3,250
N社営業所 春日部 建物解体 72,000 橋梁補修 62,500 橋梁補修 ※69,300
O社本店 さいたま 防護柵修繕 1,780 防護柵修繕 17,500 防護柵補修 1,770
P社本店 さいたま 盛土整地 4,120 道路補修 4,150 道路補修 4,090
1,087,270 105,037 111,690