東埼玉新聞社
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2016.6.30(木)
三郷市が東京五輪のホストタウンに登録

 三郷市は今月14日、2020年東京オリンピック・パラリンピックの「ホストタウン」に登録された。相手国はギリシャ共和国で、選手団の事前合宿誘致や同国関係者等との交流を計画している。
 同市が毎年2月に開催している「みさとシティハーフマラソン」にギリシャ大使や大使館職員が参加するなどスポーツ交流を図り、マラソン終了後の同国大使と市長の懇談をはじめ、木津雅晟市長が大使館へ出向きトップセールスを行いホストタウンの登録に向けた協議を進めていた。
 ホストタウンとは、オリンピック・パラリンピックに外国から多くの選手・観客等が来訪することを契機に、地域の活性化等を推進するとともに、事前合宿の誘致等を通じ大会参加国との人的・経済的・文化的な相互交流を図ることを目的とした制度です。登録されることにより、交流事業や施設改修の経費の一部が国より特別交付税措置されます。
  同市は受け皿となる取り組みを始めている。昨年度から3年計画で、槍投げや円盤投げ等「投てき競技」にも対応した公認陸上競技場を三郷インターチェンジの近くに整備。この公認陸上競技場を活用したスポーツ交流をはじめ、同国の文化や歴史を市内小中学校で学習するなど、文化交流も含め、市民総ぐるみで各種交流事業を開催するとともに、同国選手の事前合宿誘致も目指している。
 【木津市長の話】私どもの熱意が実を結んだことを大変嬉しく感じているとともに、市民の皆様と一丸となり東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げて参りたいと考えております。